この記事は スマブラ(その2)AdventCalendar2018 の1日目の記事です.よろしくお願いします.
僕が所属している筑波スマブラ会という大学非公認サークルが,文化祭で開催したスマブラ大会の形式について紹介します.
ガチ勢とエンジョイ勢の両方が参加できて,融通が効きやすい形式なので,試しに文化祭やイベントの一部でスマブラ大会をやってみたいという方に試してもらいたいです.
ちょっと固くて鼻につくような文体になっちゃったかも知れないけど許してくだせえ.「良い」って思ったものを論理的かつフレンドリーに紹介するのってムズイ……
記事の要約
- スマ勢にもエンジョイ勢にも楽しんでもらえるようにした
- 予選トーナメントを時間をずらして複数回開催
- 成績上位を決勝トーナメントへ招待
- 事前登録と当日登録を併用
- 飛び込み参加しやすくて参加者に余裕が生まれるのがメリット
- 規模を大きくしにくいのがデメリット
- スマブラにとらわれさせない
自己紹介
お世話になってます.寝椅子です.
修羅ブラFinalで初めて予選抜けてわーい言ってたネス使いです.
以前はネス窓主やったりしていました.対抗戦窓というキャラ窓同士の連絡所のような所でも,少しだけお手伝いをしたりしなかったりさせてもらっています.
大会について
今年度は11月3日(土)に大学の教室1室を借りて,文化祭の1企画としてスマブラ大会を開催しました.
大会は最大64人規模.ただし後述の理由により複数回の予選参加が可能.
試合のルールは,ウメブラルールを超簡素化したものを採用していました.
予選は決勝戦以外1先.予選決勝と決勝トーナメントは2先で進行しました.
詳しくは当時のルール説明ブログを読んでいただければと思います.
http://itfsmash.hatenablog.com/entry/2018/10/22/221247
今回紹介したいのは,予選の進行の仕方についてです.
本大会では,4回に分けて予選を行いました.
具体的なタイムスケジュールは以下の通り.
トーナメント名 | 開始時間 |
---|---|
第1回予選 | 11:00- |
第2回予選 | 13:00- |
第3回予選 | 14:00- |
第4回予選 | 15:00- |
決勝 | 16:00- |
各予選で16名まで参加者を受け付け,予選大会の優勝者と準優勝者, 計8名を決勝トーナメントへ招待し,総合優勝を争っていただくという形式.
第2予選まではこくちーずで事前に参加を受け付け,以降は当日のみ参加を受け付けていました.
普段からオフ大会に出場しているようなガッチガチのプレイヤーには,少々物足りないかもしれない構成です. 1先即敗退要素あるし.ステージBANないし.
それらの不満を百も承知の上でこの形式を採用したのは,本大会が文化祭の1企画だったからです.
メリット
1. 文化祭参加者が飛び入りで参加しやすい
今年度の文化祭には,本大会への参加を目的に遠征してくれたプレイヤーが何人もいました.スマブラ大会を開く身としては,名の知れたプレイヤーがわざわざ足を運んでくれるというだけで非常にありがたいことです.
そうしたガチガチのプレイヤーの参加ももちろん嬉しいのですが,我々としては,「スマブラ」という単語に惹かれた一般の文化祭来場者にもスマブラを遊んで貰いたいと考えました.
そこで,予選で当日受付枠を設けるために,午後以降にも飛び入り参加できる予選トーナメントを用意しました.
何気なく足を運び,興が乗ったという人にも大会参加の権利を用意することで,来場者数の増加と満足感の向上に一役買ってくれたはずです.
そうした「ふらっと参加者」用にフリー対戦・会員挑戦企画のような常設対戦台と,貸出用コントローラーを準備しましたのも併記しておきます.
2. 大会参加者が文化祭を見て回りやすい
予選大会で勝ち上がったプレイヤーは,決勝大会まではトーナメントに出場できません.
この間は本企画でやることといえば,隙間時間のフリー対戦や観戦程度になってしまうのですが,それを逆にメリットとして受け取って貰いたいと思っていました.
繰り返しですが,本大会は文化祭の1企画でした.
弊学は中々に規模の大きな文化祭を催しており,個性的で面白い企画や出店が多く立ち並んでいます.
せっかく遠方の文化祭まで足を運んでもらったのに,スマブラ大会だけで1日を終わらせてしまうのは,文化祭という場を楽しみきれないかもしれない.
ということで,意図的に大会参加に要する時間を短く設定していました.
予選1時間,決勝1時間.計2時間ちょっとで,優勝が狙えます.
これをメリットするのかは,個人差があるかもしれないです.
ただ,小規模スマブラサークルが開催する大会であると考えれば,この形式は文化祭的には健全かなと思ったりしています.
3. 定期的に山場が作れて企画的に美味しい
予選大会も,トーナメントの形式を取っているので,1時間に1回,「決勝戦」がやってきます.
1戦1戦がバチバチしてて面白いのがスマブラ大会ですが,やはり一般来場者のことを考えると,「最後まで見ていこう」と思ってもらえる方が滞在時間が伸びて運営としてはハッピーです.
なので,わかりやすい区切りの決勝戦と勝者インタビューが定期的に行える本大会の形式は,何気なく立ち寄ってくれた参加者に優しい上,適度に会場が沸いてくれるので,活気が生まれて美味しいです.
デメリット
規模の拡張に対応しきれない
大会目的やターゲットを考えると,デメリットらしいデメリットはないのですが,あえて言えばこれ.そして結構致命的です.
参加者を増やせば増やすほど,1回の予選でかかる時間が長くなってしまい,1日で大会を回せなくなってしまいます.
大規模大会にこの形式を採用するのは,スタッフ数と機材数,広い会場が必要になるでしょう.
まとめ
簡単にですが,所属サークルが開催したスマブラ大会の形式について紹介させていただきました.
スマブラ界隈にいると,1日ぶっ続けでスマブラやることが日常茶飯事で違和感がなくなってきます.
ただ,せっかく文化祭という場でスマブラ大会を開くならば,場や来場者との調和を目指すのも間違った選択肢ではないと思います.
特に,遠征勢が集まりにくい地方開催時にオススメかも.
これから新作の発売で,プレイヤーの増加とともにイベントが行われる機会も増えることでしょう.
もし開催地がスマブラ以外にも面白いものがある場なら,主催側としてはそれらを楽しむ余裕と選択肢を与えるのも大切ではないでしょうか.
もちろん,ランカープレイヤーが血で血を洗う大会が大学で見れる大会も最高に魅力的だと思うので,それはさじ加減……ということで.
それに,こういう大会だって,プレイヤーと観客のおかげでちゃんと盛り上がるんだぜってことも,追いかけて書いておきます.
こういう読み合いが好き pic.twitter.com/9sHp59dnEu
— ロツク (@Rotsuku_629) 2018年11月11日
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